2011年の年頭に当たって

  • 2010/12/31(金) 17:47:15

2011年の年頭に当たって

「読者」から「書き者」になろう!


                 代表世話人 中村光夫

 かつて「郷土教育」は同人誌のようだと言われたことがありました。それは筆者が固定化していて、内容に変化がないことからきたことと思われます。
 しかしこれほど、わが「郷土教育」誌にとって不本意な表現はありません。というんもは、本誌は多くの書き手によって、さまざまな記事が紹介されることを目指して作られている出版物だからです。
 そんことを言っても、文章を書くってむずかしいんです・・・、と異句同音に聞かされますが、今年はぜひがんばって「読者」から「書き者」を目指していただきたいと思います。
 それでなくても、最近の「郷土教育」はむずかしい記事が目立つように感じます。もっと多くの会員読者の身の回りの小さな出来事や気になったこと、昔の思い出、そして体のことや、家族のこと、うれしかったこと、つらかったことなどなど、最近のはやり言葉で言うと「つぶやき」がのすようになってほしいと思います。
 そうすれば「同人誌みたい」と揶揄されることもなくなるのではないでしょうか。今年こそ、一人でも多くの会員や読者のみなさんによる“「郷土教育」の私物化”を望みたいと思いますがいかがでしょうか・・・

2010年 年頭にあたって

  • 2010/01/01(金) 15:28:43

2010年の年頭にあたって
                                   
                          代表世話人 中村光夫

 昨年は私たち郷土教育全国協議会にとって重要な年でした。というのは機関誌「郷土教育が600号を迎えることができました。これはこの間における会員・読者そして多くの諸先輩のご努力とご支援のたまものといえます・・・。
 しかし一方悲しい出来事も有りました。  それは永く郷土教育運動を支えてくださった東末孝・井ノ口金一郎の両氏を失ったことです・・・。
 私たちがかねて待ち望んでいた政権交代がようやく実現し、郷土教育運動の新しい展開を目指そうとしていた矢先にお二人を失ったことは返す返すも残念なことであります。
 残された私たちは、お二人の高き志を継いで運動を進めて行かなければならないと決意を新たにしたいものです。
 さて、昨秋、私たちは第57回の大会を持つことができました。これは、逆流続く半世紀の間を、私たち郷土全協が乗り越えてきたという素晴らしいできごとだったといえます。
 この大会では「政権交代で教育はどう変わるか。そして変えるか」というテーマで話し合いが行われました。
 その基調は本誌605号で矢野芳宏さんが、鋭く、そして丁寧に指摘してくれていますので繰り返しませんが、これまでの政権の教育政策の本質を一度考えておきたいと思います。
 それはこれまでの政権のメンバーの中に最も危険な人達がいたということです。みなさんも一度ネットで「日本の核武装」を検索してみて下さい。  そこには22名の「日本の核武装論者」のリストが出ていて、その中には中曽根康弘・安倍晋三・麻生太郎、そして石原慎太郎・橋下徹といったこれまでの教育政策を引っ張ってきた人たちの名前が出ているのです。(ちなみにその中の一人、田母神俊雄前空幕長は『サルでもわかる日本の核武装論』という本まで出しています)。
 大会で私が長々とお話ししましたように、現在の教育現場は疲弊してまさに「不毛地帯化」しているといえますが、その原因を作ったのがこれらの人々なのです・・・。
 わたしたちは「政権交代」でこれらとは違う人々を政治のリーダーとして選んだといえます。
 鳩山首相が施政方針演説の中で「この政権交代は国民の勝利、まさに″平成維新〃である」と述べていましたが、その後相次いで進められている諸施策は人々の注目を集めています・・・。
 かつて明治維新のおりに唱えられた「広く会議を興し万機公論に決すべし」が実施されているといえましょう。
 私たちは、今こそ、地域で職場で、そしてサークルで話し合いを持ち、身近な教育現場や町にも、真に地域住民による「公開の事業仕分け」を実現させて、学校や地域を、人間味豊かで子どもたちの笑顔と笑い声のあふれる場に「再生」させて行く、これこそが2010年の課題だと思いますがいかがでしょうか・・・。